うちの子の料理事情を実はちゃんと考えてあります。
郁は、幼い頃からそれなりに仕込まれてきたので一般家庭料理なら和洋なんでもそこそこ作れる感じ。
レシピがあれば普段作らない（作れない）料理も作れます。
異世界より迷い込んできた人もそれなりに巫女屋敷に所属してるので、異国料理ならぬ異世界料理も抵抗なく食べるし、作ります。
虫も食うしな！

んで、遮那さん。
彼女も、一応料理はそこそこ作れるんです。
作れはするんです。
ただし、味が壊滅的に破壊系。
レシピどおりに作っても、何故か食えたものじゃないという。
隣にプロがつきっきりで教えて作らせても、えげつない味になるという。
最早一種の才能だね！とは旦那であるアンタレスと郁ちゃん談です。

ただし、遮那さん洋菓子作りの腕前だけはプロ級。

なんでお菓子はすっげえ美味しく作れるのに料理は壊滅的なの？と皆が首を傾げます。
なんでだろーねー？

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