【通り名】
使い魔
【名前】
タマちゃん(本名は他にある)
【出生】
ブリアティルト/イズレーン皇国
【年齢】
???(実年齢は郁より少し幼いらしいが…)
【性別】
???(本人曰く明確な性別はないとのこと。見た目は♂)
【身長】
人魂時:直径約20cm(ある程度伸び縮み可能)
人型時:120cm
[0回]
【概要】
郁の使い魔である人魂。
普段は郁の肩付近に半透明の姿で顕現しているか、すっかり隠れているかのどちらかである。
それ以外でも巫女屋敷への客人への対応や接待、巫女屋敷敷地内の掃除や農作物の育成、収穫作業等、その仕事ぶりは多岐にわたる。
まさにスーパーオールマイティ人魂なのである。
のだが……
半透明のぷるんとした姿。
常に笑顔を浮かべた愛嬌のある顔。
おおよそ大多数の人間が「人魂」を連想する姿のタマちゃんはその実純粋な人魂ではなく、郁が幼い頃それと知らずに禁呪を開放し、自身の魂を分かち人格をつけた使い魔である。
人型時の姿は見目麗しい童子であり、年齢は7歳前後。
薄萌黄色のくせっ毛に、瞳は緋色と深緑の金銀妖瞳……早い話がオッドアイである。
額にある朱の文様は「契約の印」であり、額以外にも左内ももにも同じ印がある。
元は郁の魂ではあるが、人格をもっているのですでに別個体として活動している。が、母体である郁に様々なものがリンクしているので、郁の情緒や体調の変化を悟り、同じ夢を見、郁に何かあれば気づける能力を持つ。
タマちゃんとは通り名であり、郁がこの使い魔を呼び起こした際につけた真の名があるが、言霊の力を受けてしまう為、真名は郁と氷雨、右-や05自警団の軍師であるヒロヤしか知らない。
長きに渡り、自分のせいで主人である郁の短命に拍車がかかったこと、しかし郁の傍を離れたくないことなど人知れず心の闇を抱えて葛藤していたが、この度郁の短命の呪縛が解き放たれるやもしれぬと聞き、郁以上に呪縛の解放を待ち望んでいる。
主人想いではあるが、忠誠心が盲目的に強いというわけではなく、時にはシビアなツッコミを入れたり、郁の傍を離れて一人で行動するなど、割と自由奔放な面もある。
【経歴】
郁が呼べばふわりと姿を現し、郁の手足となって働く他、戦闘時には郁が扱う神刀二振りの《中継点》として神刀に姿を変化させていることもある。
時々巡りによっては《中継点》の仕事は休止して、支援補助として陣営を右へ左へ駆け回っているようだ。
それ以外にも交渉スキルやうんちくスキルなども持ち合わせているので、軍事ごとが不慣れな郁に代わり、国への交渉や多種族との商談、交流なども担っている様子。
20期から郁に代わり、鬼ちゃんことユキヤが部隊長をしているので、彼の補佐名目で上述した雑務をこなしている他、呪縛の解放の一環とサクヤと郁の新しい生活を邪魔しないよう、基本は巫女屋敷に滞在し、郁が呼んだ時のみ傍に顕現するようになった。
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