前回の記事は
こちら。
ミヤコの顔が出来たので、今度は女の命でもある髪にとりかかるよ!
毎度の如くガラスの目とかドール素体とか出てくるので折込↓
[1回]
ミヤコの髪はこんなのです。
ちょっと分かりづらいかな?
眉上パッツン気味前髪、毛先付近にクセのついたロングヘアー。
これをドールウィッグ……要するに
ヅラで再現するのは至難の技なのですが、何とか少しでも近づけるようがんばってみます。
用意するのは
・4~4.5inchのウィッグ
・ウィッグスタンド
・タオル
今回ウィッグは
DOLLCEさんの4inchスカートカール。色は蘇芳香です。
ミヤコの素体であるアンジェラヘッドには4インチは少し小さいのですが、世の中には4.5インチのウィッグはあまり出回ってないので、無理やり使います。
ウィッグスタンドの使い方は後述。
タオルはウィッグを拭くのに使います。
スカートカールこんなん。
要するに昔の少女マンガで「お嬢様」キャラがしてる髪型ですね。縦ロールとタイマンはるやつ。
これを、前回の記事で紹介したPARABOXさんのウィッグスタンドに装着します。
そして
おもむろにお湯を沸かします。
結構湯量使うので目一杯沸かしましょう。
沸いた熱湯を、手に掛からないよう気をつけながら、ウィッグにかけていきます。
すると、面白いほどカールが取れていくので、満遍なくかけてカールを伸ばします。
伸ばしました。
やっべえ、
伸びすぎた。スカートカールがよもやこんなに巻いてると誰が想像したでしょう。
このままでは、平安時代の姫君ばりに髪の毛が長くなってしまいます。
ので、急遽行程になかった「ヘアカット」「再カール」を始めようと思います。
用意するもの
・ストロー数本
・輪ゴム数個
・はさみ
・水
熱湯以外に水も使います。
ストロー数本は適当な長さに切り(少し長めがいいかも?)、切れ込みを二箇所ずつ端にいれておきます(輪ゴムを噛む用です)
輪ゴムは事務用の物がいいかも。人間の髪に使える「からまないゴム」っていうやつは熱湯にくぐらせた時にバツンと弾けました。
どちらも百均に売ってますのでお安く手に入ります。
はさみは、使いやすいものだったら何でも。ふつうサイズと、眉か鼻毛カッター用の小さなものをもう一本用意しておくといいかもです。
とりあえず、ウィッグは半分くらいまでばっさりはさみで切ります。
そしてスタンドに再セットし、ウィッグ全体を水で湿らせます。
人間の美容院みたいにスプレーしてもいいですが、辺りが水だらけになるので私は指先をぬらしてそれをウィッグに馴染ませる方法をとりました。
髪が程よくまとまるほどに湿ったら、一束とってストローのカーラーに2回ほど巻きつけていき、輪ゴムで留めます。
なるべく内巻で巻いていきます。
背後にリアルメイちゃんが写ってるのはご愛嬌。
テーブルのんな。
このように全部巻き終えたら、再び熱湯をカール部分にかけていきます。
外れやすい箇所もあるので、ゆっくりじっくり少しずつかけていき、クセをつけます。
全部に満遍なく熱湯をかけ終えたら、かけた部分を冷水につけます。
これをドールカスタム業界で「お湯パーマ」と呼びます。
耐熱ウィッグ以外でもお湯程度なら大丈夫と思いますが、化学繊維なのでチリチリになる場合もありますしやる時は自己責任で。
モヘアやフェイクファー、フェイクボアのウィッグには使用不可だと思われます。多分えらいことになるんじゃないかな?やったことないですが。
お湯かけて、冷水につけました。
滴る水が収まってから、そろっとカーラーを外していきます。
心配な人は輪ゴムを切っていった方が、恐らく髪の毛が崩れないかと思います。
綺麗にカーラーの巻きそのまんまがクセづきました。
が、このままではただの裾カールなので、もうひと手間かけます。
もう一度お湯を沸かし、このウィッグのカール部分をもう一度ゆるくなるようゆっくり調節しながら熱湯をかけていき、冷水にくぐらせてゆるふわ巻にします。
こんなもんかなー?
これを用意したタオルで拭いてから、陰干しで乾かします。
翌日、乾きました。
何で
外はねになってんねん\(↑o↑)/
全俺が泣いた。でも、あんまりいじるとウィッグ傷むのでこれでよしとします……します。うぅ( ;∀;)
そんなこんなで、ミヤコに試着
これはこれでありかな。あの裾ハネくせっ毛を少しは再現できてるはず。
ドヤァ……
ちなみにグラスアイは韓国ドールサイトの老舗である
LeekeWorldさんのLGアイ10mmです。
このサイトさんではグラスアイとミヤコの耳パーツを購入しました。
韓国のサイトですが、とても親切で対応も早いです。注文して一週間以内にやってきました(会社休業日挟んだので日本の通販となんら変わりない速さと対応)
送料が国際便で1500円かかるのがネックですが、それ以外は種類も豊富で可愛いドールもいてオススメの通販サイトさんです。
さて、パーマは完成しましたが、ご覧の通り前髪が長い。
ので、これも用意したはさみできっていきます。
ふつうサイズのはさみを縦にいれて切っていき、余った毛を小さなはさみで切っていきます。
ギザギザパッツンは難易度高いうえに取り返しがつかなくなることが多いので、ふつうパッツン、裾不ぞろいでいきます。
できました。
そして、ここに先述したリケワールドさんの磁石式耳パーツをつけます。
ウィッグとっぱらったドール頭に磁石をテープ等で貼り付け、耳をそこに添えるだけ。
強力マグネットなので、ウィッグ越しでもしっかり留まります。
【悲報】耳パーツでかすぎた
もうこれ狼っていうか
フェネックギツネだろ!!
どうなるミヤコ!
ちゃんとした耳はつくのか!?
次回、耳パーツカスタム編へ続く……
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