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英雄クロニクル(AUC)での事をつらつら綴るだけの場所
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ドールミヤコ制作日記~ヘッドメイク編~

ドール沼住人、魚介類。
ついに昔の情熱(と書いてパッションと読む)が甦り、ドールカスタムに再び手を出す(
今回はうちの看板娘である郁の未来の子供、ミヤコのドール化計画推進委員会が発足してから、解散するまでの軌跡を追っていこうと思います。

ドール素体とか目玉とか色々出てくるので苦手な人注意!
な、折込↓↓

拍手[2回]




ちなみにミヤコはこんな子です

サクヤの髪色、郁の目色。
人間に狼の耳と尻尾、犬の鼻がついた半獣人の女の子。

今回昔と事情が異なり、あんまりお金をかけられないのでなるべく安くそれでいてミヤコらしくを考え、PARABOXさんのソフビヘッドを使用することとしました。

その他様々なドールサイト様から通販させていただいて、ミヤコのパーツを順次取り入れます。
PARABOXさんでは「ヘッド」「衣装」「靴」「ウィッグスタンド」←後々の記事に出てきます。を購入しました。
それでは早速やってきたヘッドにミヤコメイクを施しましょう。


まずは使う道具抜粋。
右上から
・アクリル樹脂絵の具(リキテックス)
・使い捨てパレット
・0号筆
・Mrカラーつや消しスプレーUVタイプ

写真にないもので使うもの
・綿棒(先の細いメイク用)
・リムーバー(今回はラッカー薄め液を使用)
・パステル(油分のないもの)
・クリアカラー(今回はアサヒペンの耐水性ラッカーを使用)
・ティッシュとかウェットティッシュとか
・タオル
・(あれば)コットン←1枚だけあった

ドールヘッドへの手描き彩色での主な絵の具は二種。
アクリル絵の具か、ラッカー系絵の具です。
アクリル絵の具ならリキテックス、ラッカー系ならMrカラーが主流です。ドール肌と相性が良いようですな。

我が家にいる大きなドール達はMrカラーで塗装していたのですが、こちらの難点は水で溶くことが出来ないこと。専用の薄め液が必要で、しかもこちらが有害。
猫を当時よりたくさん飼っていること、小学生の子供がいることを配慮し、長期保存が利くリキテックスを導入しました。
値段はMrカラーもリキテックスもさほどかわらず1つ300円ほどから。
基本的にどちらも茶、赤、黄、白くらいしか使いません。
今回はミヤコが赤系統の髪色を持つ子なので、茶色+濃赤+白の三色のみで挑みます。

使い捨てパレットは、次いつドールメイクをするかわかんないような家なのでパレット買うよりはこっちのがいいだろうな、と。
この使い捨てパレットはプラスティックで出来てるのでラッカー系塗料とか薄め液は恐らくつかったらだめです。溶けますたぶん。
5枚入り200円ほど。

0号筆。これはドールメイクするなら絶対必要なもの。
しょっちゅう塗装やドールメイクをするなら千円ほどの良いものを買った方がいいですが、300~500円ほどの品でも十分いい仕事はします。
ただ、1/12サイズのドールってめちゃんこ小さいので、それでもアイメイク難しい><って人は00号筆とか、ドールアイメイク専用筆(更に細いもの/千円以上のものが多い)を購入されることをオススメします。

つや消しスプレーはメイクをする上の下地です。
メイク後のメイク保護の役割にもなります。
ドールは外や紫外線が当たる場所での撮影もするため、極力UVカット入りの方を使います。
使うとお肌が程よくマットになり、優しい雰囲気になります(個人の感想です
ラッカー系スプレーなので屋外で散布しましょう。
風下にいってはいけません。死ぬぞ(咽て
600円ほどです。

綿棒は、メイクミスを部分的に修正する時にリムーバーを含ませる他、パステルを刷く時にも使ったりします。メイク用のものがなければ赤ちゃん用綿棒でもどうにか使えます。

リムーバーは、メイクミス部分を修正する為の他、最初ヘッドを綺麗にするのにも使います。
Mrカラー薄め液がよく使われるようですが、ラッカー薄め液なら割と何でもよいかも?(モノによっては溶けるかもしれないので確認した方がいいかも
アサヒペンの薄め液いくらだったかなぁー…(うろ覚え

パステルは仕上げの陰影つけや目元口許のメイクに使用します。
使いやすさを考慮するとソフトパステルが一番良いようです。
でも私はハードパステルを使用しております。
オイルパステルは使わないで下さいとのこと。ベタベタするのかな?
ソフトパステルが300円ほど。ハードパステルは150~200円ほどです。

クリアカラーもメイクの仕上げに使いますが、なくても問題はないです。
Mrカラーのクリアなどが容量少なくてよいかも。
私は別の趣味(レジンクラフト等)で使用する為アサヒペンのクリアラッカーの瓶を買い置いてたのでこれを今回は使用しております。
300mlで800~1000円ほど(普通は300も要りませんからね念のため

ティッシュ、ウェットティッシュは筆を拭ったり零れた絵の具を拭いたり、作業中に鼻かんだりします。
特売5パック198円(ごわごわ
ウェットティッシュは子供のお尻拭きを代用(こちらのが厚手で使いやすいので)
ムーニーのやつだったかな。

タオルは筆の水分を吸わせたり、手を置く台につかったりします。
なくてもよいですが、あった方が手が楽です。

コットンはパステルメイクに使ったり、リムーバーを含ませたりで割かし使いますが我が家は在庫がなかったのでなけなしの1枚を最初に使いました(後述


さて、ではメイクをしていきましょう。
まずはコットンにリムーバーを含ませ、ヘッドと蓋部分を綺麗に拭いていきます。
この作業はなくてもよいですが、変な汚れとかがついてる場合があるのでしておくとあとが楽になります(メイク始めたあとに変な模様発見!とかだと割かし萎える

綺麗に拭いたあとは、屋外でつや消しスプレーを2回ほど吹き付けておきます。
表面を触ってみて少しざらりとする程度で大丈夫です。


PARABOXさんのヘッドは目の部分が目袋になっており、固定用パテやグルーガンなしでも目が固定される優れもの。
なので、仮の目であるアクリルアイを少し奥の方にセッティングします。
何故目をつけるかというと、キャラの表情を想像しやすいからですかね。
目があるとメイクのあたりを付け易くなるのです。いざメイクしてみて目を入れて「何か違う」という事態も防げます。
が、メイクは若干しにくくなるので入れなくても良いっちゃ良いです。

リキテックスをパレットに一色ずつ出していき、それぞれ
そのままの色を薄めたもの
白を混ぜて淡くしたもの
をあらかじめ作っておきます。

極力薄めたうっすら発色する程度のもので下書きとなる線を入れていきます。
アイライン、眉毛はこの下書きをなぞっていくので、気が済むまで描き直します。
失敗した場合は綿棒にリムーバーを含ませ、優しく拭いて消していきます。
次のラインを入れるときは完全に乾いてからにしましょうね(すぐ渇きますけども
段々とラインの色を濃くしていき、最後にメインの色(普通の子ならこげ茶、ミヤコの場合は赤茶)を重ねてしっかりと塗りこみます。
目の内側の縁にピンクやオレンジを入れると斜め横角度からの撮影時にそれっぽい雰囲気がでます。
塗りにくかったらヘッドの裏側からガーッと塗っちゃっても大丈夫です。
下まつ毛を描く場合は筆を動かさずに色をそっと置く感じにすると上手にできるとか。
私はまだこの技術がないので0号でシャッシャと入れてます。


途中経過撮り忘れていきなりアイメイク完成ドーン(

眉毛もアイライン同様薄い色から重ねていき、最後の一番濃い色は一番細い筆を細かく動かして眉毛の動きをつけていきます。ヘッドの角度を細かく変えながら、迷わず一気に「シャッシャ」と引くのがポイントでしょうか。
その時にタオルがあると手が楽です(大事なことなので二度言った

次にミヤコの鼻を描いていきます。
ミヤコは犬鼻なのでこの行程がありますが、普通のドールは必要ありません。

うーん、ちょっと濃いし雑かな?


まだ濃いかな。赤→白→ピンクにしたものにもっかい赤を少量で濃ピンクにして塗ってるのですが、いざ肌に乗せると濃く出てしまうのでいっそピンク塗る方がそれっぽいかも?


お、丁度いい。

鼻が塗れたら次は口許です。
こちらも目元同様ごく薄い茶色でラインを入れ、その後に口角の表情がつく場所に引いていきます。
下向きにいれるとキュッと口を結んだようなきりっとした表情になりますし、上向きに入れるとにっこりした表情になります。
ミヤコは不敵な笑みを浮かべているので(眉毛が麻呂つり眉毛なので不敵に見える)、上向きにいれます。


口全部に線を入れてもいいですし、郁のように口角部分だけが濃いものでも良いようです。
最近は後者が流行なのかな
参考郁↓
 
これくらい綺麗にメイクできるようになりたいですな(遠い目

さて、ここまでメイクが出来たら一旦つや消しを吹きます。
次の工程、パステル塗装の為の下準備ですね。
パステルはつや消し吹いた方が実は色が乗りやすいのです。

細かく削ったパステルを人間のメイク筆(アイシャドウ用が丁度いい)やコットン、綿棒等で瞼、目頭目尻、唇、頬へ入れていきます。
目の周りはオレンジや肌色、薄い茶色がそれっぽくなりますが、女の子ドールならピンクを目元にアイシャドウのように入れても可愛いと思います。
ミヤコは化粧っ気のない子なのでオレンジで塗り塗り。
唇も濃いオレンジを綿棒で乗せていきます。
最後にチークを薄いピンクで刷いて、もう一度つや消しスプレーを吹きます。
今度はこのパステルメイクが落ちないようにする為の散布です。

つや消しが乾いたあと、クリアカラーを鼻、唇、目元(なくてもいい)に塗っていき、艶を出します。
目元は目尻のみ、目頭のみ、アイホールにそって全てなどお好みで。
無くてもよいですが、あると撮影の際にアクセントになったり、女の子ドールならうるるっとした目元になって可愛くなるようです(割とここの感性がよくわからん魚介類。でも念のため入れた
鼻は獣鼻の子なら入れましょう。湿った鼻を表現できます。
獣鼻の子以外は入れると鼻水みたいになっちゃうのでやめましょう。
唇もマットが好みなら入れなくてよいですが、やはりぷるぷるの唇は撮影した時に健康そうに写るので(ドールに健康そうもくそもない!という辛辣なつっこみは時空の彼方へしまっちゃおうねぇ)あった方がいいかな?
つや消し吹くとこの艶が失われるのでクリアカラー塗ったあとはもう吹きません。


ヘッドメイク完成。


素体の鼻が高めなので通常の撮影では唇の艶は写りませんが、こうやって角度をつければほら、ぷるぷる。


ドヤァ……
アップにすると色々粗が目立つ!!

数年ぶり?のドールメイク楽しかったです。
昔は40cmドールのメイクでもぷるぷるして上手くできなかったのに、レジンクラフトで細かい作業が増えたからか単純に手先の感覚が変わったのか、思えばこんなパソコンのマウスよりも小さな頭にメイクなどよく出来たものだな。
試行錯誤して大体ここまでお昼ご飯休憩を混みで3時間かかりました。
プロやセミプロならもっとぱぱっと描けるんでしょうね。
眉毛が大分ミヤコっぽくなってお気に入りです。
アイラインはイラストの通りならもっと短くてもよいんですが、撮影をした時の印象や雰囲気重視でとりあえずは長めにしてあります。
コツはつかめたので全てのパーツを繋ぎ合わせた時の表情次第ではヘッドメイクver.2になるかもしれませんな(苦笑)

さて、次回はウィッグ加工です。



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