【通り名】
黒氷の異世界巫女
【名前】
遮那々(しゃなな)
【出生】
異世界(ルーンミッドガッツ)
【年齢】
23~26(特筆されていない場合は23歳とみなす)
【性別】
♀
【身長】
160
[0回]
【概要】
ラグナロクオンライン(通称RO)の世界に存在するルーンミッドガッツ王国で聖職者をしていたが、とある狩り(魔王モロクの討伐)で相方と共に次元の歪みへ吸い込まれ、黄金の門を経てブリアティルトの世界へやってきた。
一緒にこの世界に迷い込んだであろう相方を見つけるべく、イズレーンの森の巫女屋敷で居候をさせてもらいつつ世界各国を捜し歩いていた。
何度か期の巡りを体験し、ヴァルトリエ帝国の片隅に居た相方を見つけ、無事再会。今はイズレーンで共に戦う仲間として過ごしている。
使っている武器や装備は洋服以外全て元の世界より持ち込んだもの(洋服は捜索や遠征の間にボロボロになったので森の巫女屋敷から巫女服を戴いた)だが幸いにもこのブリアティルトでも使用することが出来るようで、目印代わりも兼ねてそれらを装備し、こちらの世界の戦う術も徐々に身に着けていっているようだ。
性格はサバサバとしており、結構キツイ一言がうっかり出ることも。
しかし根は優しく慈愛の心を持っている為、時には自分の身を挺してまで仲間を救おうとすることもある。
元の世界での相方兼旦那には頭が上がらないようで、彼の前ではまるで少女のように純粋で純情な姿を見せることも。
ちなみにボンキュッボンである。
【経歴】
相方から遅れること数期、10期の途中に黄金の門を経て、イズレーンの片隅に降り立つ。
何もかもわからないまま必死になって相方を捜すが見つからず、生きていく術も見つからず、かといって既婚している為巫女武者隊に所属することも出来ず、途方に暮れているところに、独自の巫女集団である森の巫女屋敷の噂を聞きつけ、訪問。
事情を理解してもらえ、森の巫女屋敷所属の巫女となった。
期の巡りを体験し、この世界の道理を知ったのちに相方捜索をイズレーン皇国だけでなく他国へと伸ばし、郁1jqe:1の遠征へついていくようになる。
遠征先のヴァルトリエ帝国で相方と思われる人物を見かけたという情報を聞きつけ、相方の当時の住まいであった花屋に伝言を残し、一度イズレーンへ帰国。
約束の地である禊の神泉で再会を果たす。
その巡りと次の巡りは敵国同士だった為、戦場で出会う恐ろしさを体験しながら、人目を憚って逢瀬を楽しみ、13期目の巡りでついに同陣営となり、お互い心から祝いあった。
それぞれお世話になった人物、迷惑をかけた人物に恩返しや償いをする為、夫婦ではあるが住まいは別ち、遮那々はそののちも森の巫女屋敷へ。相方であり旦那であるアンタレスは紅月家武家屋敷へと居を構えている。
15期、突如としてアンタレスが巡ってこない所謂「継承事故」に遭遇。時を同じくして異世界から舞い込んだ別次元(≒平行世界)のアンタレス(以下アレス)に遭遇。自身の遮那々を亡くしたアレスに付け狙われる事態となる。
戦う術を欲した彼女は赤池が抱える呪具に宿る邪神、冬の君と契りを結んで黒氷の呪いを自身に宿してしまった。
莫大な神の力を行使し、戦闘力を飛躍的に上げる代わりに自身のその身は少しずつ人外のそれへと近づき、人の身には耐え切れぬ力は確実に遮那々の命を蝕んでいった。
16期、郁やアンタレスが身を寄せる場の主、紅月凛華(13wi)、協力することを誓ったアレス、1巡り遅れてやってきたアンタレス達が尽力をし、冬の君との繋がりは絶たれた。冬の君も荒魂として瘴気を放っていた力を浄化され、全ては大団円と終わろうとしてたその時――神と同化し、人の身には耐え切れぬ力を行使し続けた遮那々の身体が限界に達した。
血を吐き、くずおれる遮那々へ駆け寄る皆。死ぬなと声をかける冬の君。
万策尽きたかというその時、冬の君が再び遮那々と契りを交わす為、遮那々へと口付けを落とした。
契りと口付けを静かに受け入れる遮那々。邪神との契り同様、神である冬の君と魂を同化させることで、遮那々は生き永らえた。
しかし、それは人成らざるものへの扉を開ける禁忌の行為。
人の身でありながら神の力をその身に宿し、冬の君と一心同体も同然となった遮那々は人外――半人半神へと相成ってしまう。
けれども、それでも。
愛しい人と再び相会え、優しい笑顔を浮かべるようになった冬の君と出会えたことに遮那々は感謝し、全てを受け入れて生きていくと誓うのだった。
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